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ITプロマネのブログ

IT業界、プロジェクトマネージャーのブログ

自給自足6 紫色の小さな花

こちらへ来ると1週間ぐらい、下痢をする。 水も食事も僕には合わないのだろう。 ある時、そろそろいっぱいなので肥え汲みをしようと言うことになった。まあ、何ともいえないにおいだ。アンモニアのような強いにおいが鼻を突く。そういえば小学生の頃両親の…

自給自足5 刺繍

先生が講演で1週間ほど不在となった。 怖い先生がいなくなると、羽を伸ばしたくなるのが人情というものだ。ポンコツの車があった。これで、清里に行こうと言うことになった。ところがガソリンが入っていなかった。もちろんお金もない。みんなで考えた。そう…

自給自足4 幻想

ここでの食生活は健康そのもの、といえば聞こえはいいが、結構大変だ。 お米と味噌、そば粉はふんだんにある。暖かい季節はいろいろな野菜がとれるが、寒くなると野沢菜、切り干し大根ぐらいしかなくなる。村を歩いていると、時々声をかけられる。この肉もう…

自給自足3 スクワット

ある晩懐中電灯を持ってトイレに行った。 用を足す前に中を照らしてみた。すると、水面がうねっている。どういうことかと思い、友達を呼んだ。ウジが湧いているという。それじゃ、ウジ殺しでも入れるかといい、友達は薬を投入した。明日の朝が大変なんだよな…

自給自足2 カラス

トウモロコシ畑がある。 その日は一日中この畑を守る役割だった。何から守るのか、カラスからだ。 我々のトウモロコシは我々の姿そのものを写していた。一言で言うと、みすぼらしい。やせ細っていて、小さく、実があまり付いていない。その上、黄色くなく、…

技術は見るけど人を見ない

プロジェクトを組むのはPM、課長、部長などの管理サイドの人間の仕事だ。 たとえばシステム開発の場合は、数名の上級SEによりシステムで使用するプログラム言語、データベース、その他ミドルウェアなどが決定される。これによって必要な技術スキルが決まる。…

自給自足1 自給自足の生活

ボランティア活動に疲れ切って、ちょっと変わったところにいった。 当時の僕は人と30分話すだけで目の下にクマができてしまう。とにかく疲れる。こんな状況では活動を続けられない。ある人にそんな話をしていたら、自給自足をしているいい場所があるから、…

既に力があることを前提に、これが教育

自分にも部下にも、既に力があることを前提に、お互いの成長のサポートをすることが教育だと思う。 IT業界でPM(プロジェクトマネージメント)をやっていてよく悩まされることの一つは、部下をどうやって育てるかと言うこと。これが実に難しい。部下にあること…

フリーランスに失業保険

政府・損保が創設 対象1000万人 日経新聞2017年3月14日 「政府は特定企業に属さずに働くフリーランスを支援するため、失業や出産の際に所得補償を受け取れる団体保険の創設を提言する。損害保険大手と商品を設計し、来年度から民間で発売してもらう。政府は…

ボランティア6 連続放火魔

軽度の知的障害児の施設に通うことから、僕のボランティア活動は始まった。 この施設の目的は社会復帰させること。しばらく活動していると、大きな矛盾を感じることとなった。社会復帰できない子どもたちは一見不幸に思える。もちろんそれも不幸なのかもしれ…

”Yes”ということは必ずしもお客様のためではない

説教モードが続きいやになった読者の方もいらっしゃるかと思うけど、勢いに乗ってもう一つ。 ソフトウェア業界の管理サイド(PMやシステム部長や営業など)には困った人が多い。お客様に”Yes”しか言わない。一体何しに来ているのだろうか。それで仕事している…

人を育て自分と向き合い、自分が育つ

◆人を育てる おやじっぽい発言になるけど、やはり心配だから言っておきたい。このソフトウェア業界に入って35年ほどになるが、大きく変わったなと思う点がある。どの企業にも人を育てる姿勢がなくなっている。ソフトウェア業界自体もそうだが、我々のユーザ…

ボランティア5 成田の機動隊

成田空港の2期工事予定地に行ったときのことである。 活動家が2期工事予定地の真ん中の土地を確保して居座っている。居座っているという表現が妥当かはわからないが、その土地があるために工事に入れない状況だ。我々は活動家と会い、なぜ、そこまでこだわ…

ボランティア4 山谷の殺人者

越冬闘争のため、東京の山谷へ来た。 ここも釜ヶ崎同様どや街だ。夕方頃、3,4人の先輩とこの地区のパトロールをしていた。大きな通りの反対側で、若い男性二人とおっさんが喧嘩をしている。先輩たちも気づいてはいるのだが、止めようとしない。仕方ないの…

ボランティア3 釜ヶ崎の救急隊員

いつの間にか、ボランティア活動に夢中になっていた。 大阪市西成区釜ヶ崎のどや街に入り込んで、越冬闘争と呼ばれていた活動をした。仕事にあふれたおっさんたちが、道ばたに寝ている。真冬だ、朝までに凍死してしまう。毛布を配ったり、お粥を配ったり。 …

システム開発とBPR

システム開発案件の説明会に出席した。 こんなシステム開発があり、こんな技術者を必要としているという説明を聞く。私どもは手持ちの技術者リストを見ながら適合する案件があるかを判断する。システム開発に必要な技術者のスキル、技術者を必要とする時期、…

パッケージかスクラッチか

新しい客さんの営業の方にお会いしてご挨拶をしてきた。 なかなかの好青年だ。姿勢が良い。話すリズムが良い。細かな気遣いが良い。白髪のおじさんをさりげなく立てながら、テンポ良くお互いの自己紹介が進んだ。久しぶりに気持ちよかった。 今はSES営業だが…

ボランティア2 釜が崎のどや街

路上生活者の越冬闘争のため、大阪市西成区釜ヶ崎を訪れた。 どやがある。簡易宿舎の通称。一つのフロアの天井がなぜか低い。2段になっていて、一部屋が棺桶を少し大きくした程度の広さだ。窓には逃げられないように、鉄格子がある。もし火事になったら、恐…

ボランティア1 16歳の秋

16歳の秋、友人に誘われた。 「知的障害児の子と遊ぶんだけど、一緒にいかない?」「知的障害児の子」と言われて最初に感じたのは、なんとなく気持ち悪いような、怖いような感じがした。これが正直な感想だった。それで言い訳をして断った。「クラブが忙し…