ITプロマネのブログ

IT業界、プロジェクトマネージャーのブログ

ボランティア

ボランティア6 連続放火魔

軽度の知的障害児の施設に通うことから、僕のボランティア活動は始まった。 この施設の目的は社会復帰させること。しばらく活動していると、大きな矛盾を感じることとなった。社会復帰できない子どもたちは一見不幸に思える。もちろんそれも不幸なのかもしれ…

ボランティア5 成田の機動隊

成田空港の2期工事予定地に行ったときのことである。 活動家が2期工事予定地の真ん中の土地を確保して居座っている。居座っているという表現が妥当かはわからないが、その土地があるために工事に入れない状況だ。我々は活動家と会い、なぜ、そこまでこだわ…

ボランティア4 山谷の殺人者

越冬闘争のため、東京の山谷へ来た。 ここも釜ヶ崎同様どや街だ。夕方頃、3,4人の先輩とこの地区のパトロールをしていた。大きな通りの反対側で、若い男性二人とおっさんが喧嘩をしている。先輩たちも気づいてはいるのだが、止めようとしない。仕方ないの…

ボランティア3 釜ヶ崎の救急隊員

いつの間にか、ボランティア活動に夢中になっていた。 大阪市西成区釜ヶ崎のどや街に入り込んで、越冬闘争と呼ばれていた活動をした。仕事にあふれたおっさんたちが、道ばたに寝ている。真冬だ、朝までに凍死してしまう。毛布を配ったり、お粥を配ったり。 …

ボランティア2 釜が崎のどや街

路上生活者の越冬闘争のため、大阪市西成区釜ヶ崎を訪れた。 どやがある。簡易宿舎の通称。一つのフロアの天井がなぜか低い。2段になっていて、一部屋が棺桶を少し大きくした程度の広さだ。窓には逃げられないように、鉄格子がある。もし火事になったら、恐…

ボランティア1 16歳の秋

16歳の秋、友人に誘われた。 「知的障害児の子と遊ぶんだけど、一緒にいかない?」「知的障害児の子」と言われて最初に感じたのは、なんとなく気持ち悪いような、怖いような感じがした。これが正直な感想だった。それで言い訳をして断った。「クラブが忙し…