ITプロマネのブログ

IT業界、プロジェクトマネージャーのブログ

技術は見るけど人を見ない

プロジェクトを組むのはPM、課長、部長などの管理サイドの人間の仕事だ。

たとえばシステム開発の場合は、数名の上級SEによりシステムで使用するプログラム言語、データベース、その他ミドルウェアなどが決定される。これによって必要な技術スキルが決まる。次にSE(システムを設計する技術者)、PG(設計書に基づきプログラミングする技術者)など、作業工程毎に必要な技術者工数を見積もる。そして、技術スキルと作業工程スキルの二つの観点から該当する技術者を該当する作業工程開始までに集めてプロジェクトを組むのだ。

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これって何か可笑しくないか。先のコラムでも書いたが、人が技術を身に付けているのだ。何故人間力という観点による選定が行われないのだろうか。本来は人間力、技術スキル、作業工程スキルの三つの観点から選定が行われるべきだと思う。

長くPM業をやり、特にプロジェクトの立て直しを多く経験したが、トラブルプロジェクトの原因を追及

 

すると殆どが、自己保身欲、出世欲など人間の欲が原因となっている。純粋に技術スキルによるトラブルは経験が無い。
ところが開発ベンダーはトラブルの原因を、SEの人数が足りないとばかりに、土壇場になって大量に投入したりする。トラブルの根本的な原因をしっかりと分析するべきだと思う。しかし、そもそも人間力という観点自体を持ち合わせていないため、当然のこととして原因として上がることもない。

次回は僕が経験したトラブルプロジェクトを一つご紹介する。