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自給自足7 猫と犬

ここへ来てしばらくすると、不思議なことに気がついた。

猫と犬の立場が逆なのだ。
人が犬と戯れているところに猫がくると、
なんと犬が逃げ出すのだ。
何かと普通ではないことが多いこの場所、
とは言ってもなぜかと首を傾げたくなる。
ある人に聞いてみた。
ここにいるのは人間も動物もおかしいんだよ。
妙に納得しそうになるが、これでは答えにならない。
ここに長くいる人にこの珍現象について聞いてみた。
するとこういう事だった。
最初は犬が猫を追いやっていた。
ところが人間は弱いものを守ろうとする習性がある。
猫を追いやるたびに犬は、人間にしかられてしまう。
こんな事を繰り返しているうちに、
この犬は猫がくると逃げるようになってしまったそうだ。

仕方ないから、猫と遊んでみようかということになった。
猫はご存じの通り、バランス感覚に優れている。
空中に放り投げても、ちゃんと着地する。
ところで、猫も目が回るのだろうか、試してみようと言うことになった。
たらいの中に猫を入れしばらく回して、地面においた。
猫はよろけた。
猫も目が回ることが判明した。
つぎに猫のしっぽに煮干しをつけてみた。
届きそうで届かない微妙な長さのひもをつけ、その先に煮f:id:one_piece_of_leaf:20170313165257p:plain干し。
ずーっと、煮干しを追いかけて、回っていた。
しばらくして、ほどいてやるとすぐに煮干しを食い、普段通りにじゃれてきた。
この時の猫は目が回らないようだ。
(猫好きのひと、及び動物愛護団体の方々ごめんなさい)

犬はいつも気が抜けているようで、何するわけでもなく、
大半の時間を寝ころんで過ごしている。
猫にバカにされても仕方ないか、と思わせる。
いつも遠くを見ていて、悟りきっているのか、
ただのアホなのか、紙一重と言うところ。
ところが一度だけ、彼の野生をみた。
遠くにキジを見つけたときだ。
野生の目がよみがえり、ものすごいスピードで追いかける。
日頃とのあまりにも激しい落差に、皆呆然とした。
そして、感動した。
凄かった。